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デジタルモンスター、特にデジモンフロンティアについて、一ファンの視点から様々な記事を展開しています。

DIGIFES 2022 感想 part2「昼公演」

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決戦の地、立川。

~前回のあらすじ~

デジフェス2022前日からフロンティア養分をたっぷり摂取し、グッズも購入して意気揚々とフェス会場に突入。昼の部OPに待ち構えていたのは…!?

DIGIFES 2022は2部編成となっておりました。今回は昼公演のレポートをお送りします。

 

endofline.hateblo.jp

前回の記事はこちら。

 

タイムスケジュール

 

OP

カウントダウンと同時に現れたのは、和田光司ではなくアユミさん。

デジモンフロンティアのOP「FIRE!!」を熱唱。半ば不意打ちのライブパートでしたが、おかげでテンションも爆上がり。20周年記念に向け(厳密にはもう始まってるのですが)最高のスタートを演出してくれました。

 

アユミさんが退場すると、今度は司会の大橋隆昌さんが登場。声優・舞台作家・司会業とマルチに活躍されており、特にエイベックス系のイベントで司会を務める機会が多いようです。経歴を見ればわかるとおり司会としてもベテランで、特に夜の部で「この人が司会を務めてくれて本当に良かった」と思わされました。

 

そして…フロンティアのメインキャストより、

竹内順子

石毛佐和

四反田マイケル

渡辺久美子

(敬称略)

の4名が順番に登壇。

竹内スピリット…エボリューション!!アグニモン!!

を皮切りに、キャストの皆さんがそれぞれ役名とスピリットエボリューションの掛け声を披露してくれました。

20年のブランクがあるはずなのに、全員当時と全然演技が変わってなくて、もうこの時点で感動です。

 

デジモンフロンティア』20周年記念トーク

事前に「デジモンパートナーズ」公式サイト上にて募集したフロンティアの名シーンを元に、選ばれたエピソードをキャストと振り返っていくコーナーです。声優順に紹介します。

竹内順子

名シーン:現実世界に帰還~DWに戻る一連の流れ(22話)

これはもう、拓也を語る上で外せませんね。選ばれたのも納得です。キャスト紹介の和やかな空気から急にナーバスなシーンになるため、温度差で風邪引きそうになりますが。

竹内:この1話で挫折して復活してと忙しかった(笑)謝りたいのが、拓也だけ現実世界に戻ってるのが申し訳ねって思いながら演じていた

設定上色々なキャラを演じて、ようやくアグニモンに慣れた所にフレイモンが来て、一瞬戸惑ったそうです。竹内さんはチャックモンが可愛くてお気に入りとのことですが、フレイモンのデザインも声優(特に渡辺さん)の食いつきが良かったですね。フロンティアのデジモンって大体頭身高めですからね。

 

事前の告知通り、名台詞の生アフレコも行われたました。選ばれたアフレコ台詞は…

32話:輝二を説得するシーン

50話:実体化?したアグニモンに激励を受けるシーン

これまた納得のラインナップです。32話の時点では、輝二にとって輝一は顔の同じ血縁者ぐらいの距離感だったと思うのですが、「兄弟だからこそ蹴りをつけなければいけない」と檄を飛ばすのも、拓也にしか出来ないことでしたからね。

50話も説明不要でしょう。デジモンシリーズお馴染みのパートナー要素。きぼでん時空でも縁が繋がっていると考えると、拓也達のパートナー関係って、実はシリーズ中でも長い方なのでは?

 

「20周年を迎えた今、演じたキャラクターに伝えたい」キャスト陣のメッセージも発表。いずれパートナーズ公式に掲載されると信じて、一部抜粋とします。

竹内:拓也の責任感というか行動力というか、みんなを引っ張るパワーというか、愛情の発露の仕方が好きです

司会に読み上げられた後「披露宴みたいで恥ずかしい!」と照れる竹内さんがキュート。きぼでんのキャストコメントからもっと踏み込んだ発言もするかと思っていましたが、流石に20周年で自重したのか、あるいは考えが変わったのか、拓也に対する目線が友人から母親のそれのようでした。

 

このような形で、残りの5人も次々と紹介されていきます。*1

 

 

石毛佐和

名シーン:ゴマモンを叱咤するシーン(16話)シューツモン初進化からのVSカルマーラモン(同)

26話からくると思ってたので、意外な結果となりました。シューツモン人気はバンクの流麗さも大きいでしょうが、時に空気が読めないほど真っ直ぐで正義感にあふれる泉らしさが出ていたシーンでもありました。

ところでこの回は純平のキレキレな悪口も見どころですが、「カルマーラモンの気をそらせ」と提案しておきながらその後悪口攻撃には一切加わらない輝二も面白いです。純平がメチャクチャな悪口を連発してるから遠慮したのか、俺のキャラじゃないと控えたのか。

 

生アフレコ

16話:言いたいことは、それだけ?

同:力になってくれたよ、たくさん!

泉ちゃんは16話祭りでしたね。個人的には8話の掛け合いなども聞きたかった。泉は純平と絡んでる時が、特にお互いのいいところを引き出せるイメージがあります。

 

キャラに伝えたいこと

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たはは…

石毛:強く、たくましく、爽やかな風のようなあなたは、20年経った今でも私のお手本です。出会ってくれてありがとう。大好きです!

泉への感謝が込められた真っ当にいい文章なのですが、メッセージと一緒に映し出された場面写が「セクシーダイナマイト」や「担変えしたハニービーモン」などギャグシーンばかりで、イマイチかっこがつきません。誰が言ったかセクシー担当「シュールモン」。風の闘士の衣装って全員すごいですよね、色んな意味で。

 

 

四反田マイケル

名シーン:反発する拓也と輝二をよそに、チームのバランスを焚き火に喩えて語るシーン(21話)

失言や暴言も目立つ純平ですが、あんなんでもチーム最年長かつ来年は中学生ということで、ちゃんと見てるんだなぁと感心した場面です。3話では「あいつバカだぜ」とまで言ってた拓也を評価することになるとは、冒険で成長した証拠でしょう。

泉の項目でも言いましたが、8話、劇場版、そして21話と、泉と絡んでるといい感じに地頭の良さが出てくるんですよね。尻に敷かれる場面も多々あるのはご愛嬌。

 

生アフレコ

36話:変態だ…❤️

37話:負けたら承知しないからな!ケルビモンを倒したら、みんなでパーっとやろうぜ!

竹内:なかなかのパワーワードよね(苦笑)

四反田:純平君は回を追うごとに作家さんが色んな実験をしていたような気がする、「こういうこと言わせてみよう」って(笑)

前後の流れが必要なシーンということで、36話は渡辺さんと共演。*2冒頭からフレイモンもそうだけど、落差で風邪引くわ!

37話の一連の台詞は、31話の独白も踏まえると純平の健気さにグッときます。37話は他にも冒険の総決算とも呼べる台詞が沢山あるので、今年中には感想を書きたいですね。

 

キャラに伝えたいこと

四反田:純平!20年経ったの!?本当に?いつも心の中に純平がいたし、これからもずっと居続けると思う。あの日の誓いや願い、ずっと大切に持ち続けていこうな!一緒にね!

4人中一番ストレートな分、ジーンと来てしまいます。竹内さんと渡辺さんに「これはあれか?タイムカプセルに入れたのか?」「いいこと言ってるネ」とあおられてたのには笑いましたが。

 

 

渡辺久美子

名シーン:暴走するヴリトラモンを涙ながらに説得する友樹(12話)

渡辺:友樹の一番いいところが出ていると思う。拓也を本当のお兄ちゃん以上に見ていて「こんな強い人になりたい」と思ってたからこそ、そんなはずじゃない!という本音が思わず出てしまったのではないか。

作中で泉に勇気の恩返しと言われた感動的なシーンです。

脱線しますが、ビーストスピリットの狂化というか獣性ってはしかみたいなモンなんですかね。一度制御すれば抗体が出来るような。あるいは子供達の柔軟性がなせる技なのか。でもラーナモンも徐々に制御していったしなあ。話の都合といえばそれまでですが。

読切「フロンティア・ジェネレーション」の拓也は、ビースト進化した際普段以上に気が立っていたので、会話ができるバーサーカーみたいになるのかとも考えましたが、そこは書き手の匙加減ということでしょう。

 

生アフレコ

40話:僕は…僕は弱くなんかない!!

37話(?):これ以上、僕の友達に手出しはさせない!スピリットエボリューション!

来ました40話。(片付ける気があったのか!と感嘆した)いじめっ子との和解編。絶叫するような叫びが、本編よりも感情の昂ぶりが表現されていてカッコいいです。

竹内さんは「強くなったじゃなくて、弱くなんかないという言い方が可愛い」と仰っていましたが、確かに「強くなった」だと下手すりゃ9話の二の舞になりかねません。

ところで、プロップ上では2つめのセリフが37話出典となっていましたが、37話、友樹は一度もスピエボしてないんですよね。だから40話のセリフだと思うのですが、実際どうなのでしょう。純平のプロップとごっちゃになった可能性を考えましたが、真相は不明です。

 

キャラに伝えたいこと

渡辺:友樹君、20年経った今は「もう君付けはやめてよ」と照れ笑いしそう。大人になった友樹君とゆっくり語ってみたい。

きぼでん後に生徒会長に当選したのかが個人的に気になるところです。

 

 

昼の部には未参加の神谷さん、鈴村さんが演じる2名の名シーン、セリフも公開。

輝二

名シーン:シーフードスペシャルバーガー(19話)

名セリフ:兄さ~~~~~ん!!(33話)

大橋:数多カッコいいシーンがあったなかで、このコメディ回が選ばれた

竹内:この二人の兄弟の関係は…ね(笑)

渡辺:変な言い方だけど…

石毛:尊い(笑)

竹内:尊いし見ものだったからね(笑)

四反田:混沌はあったね(笑)

渡辺:あった(笑)

輝二はそれこそ単独で紹介コーナーを組んでも尺が埋まりそうな、フロンティアでも特に魅力的なキャラクターです。兄さんも含めれば倍々。きぼでんのキャストコメントを思い出させる竹内さんの反応も印象的。

 

輝一

名シーン:輝一が奇跡的に目を覚ます(50話)

名セリフ:俺の幸せは母さんの幸せ。俺はもう、一人じゃない。(同)

33話の初進化も来るかな〜と思いましたが、手堅いチョイスでした。

ちなみに、私は39話のボルグモンとの一幕に投票しました。当然というべきか採用されませんでしたが。逆張りするつもりはなくて、本当にこれしか思いつかなかったんです!

 

 

トークコーナーの最後、キャスト陣が20年を振り返って締めくくり。

四反田さんの「こんな日が来るとは思ってなかった、来ちゃった💛みたいな」という発言に、会場の誰もがうなずいたと思います。私は赤べこになっていました。

渡辺:フロンティアですが…これからもなんかやるよ、言っちゃった(笑)やるよ(笑)僕嘘つかないモン💚約束するよ💚

四反田:20年好きでいてくれてありがとうね。不思議な時空の中で僕ら繋がっていけたらうれしいです。

石毛:20周年ずっとフロンティアを愛してくださって、感謝の気持ちをお返ししたかった。皆の喜んでいる顔を見たら、逆に気持ちをいただいてしまったなと思います。またどこかで会おうね~

竹内:神原拓也だ!デジモンフロンティア20周年は始まったばかり。これからも楽しいことがたくさんあるから、楽しんでってくれよな!じゃあな!

 

 

 

インフォメーションコーナー

声優陣が盛大な拍手で見送られつつ退場し、インフォメーションコーナーに移行。

バイタルブレスの新型や、好評発売中のデジモンサヴァイブ、デジモンカード、ゴーストゲームの新規PVなど充実した内容。何故かSCASディースキャナの宣伝が2回挟まれたり、9月発売の「ディメンショナルフェイズ」が発売中になっていたりと所々グダグダでしたが、デジモンなので仕方ありませんね。

 

 

デジモンアドベンチャー02新作映画(仮題)冒頭パート公開

昨年の制作発表以降音沙汰のなかった続編映画、その最初のシーンが公開されました。

ザックリ言えば、

  • 大輔達がラーメン屋でだべりつつ、「世界で初めてパートナーデジモンを手に入れた」という謎の少年と出会う

…というあらすじ。

冒頭7分ですら「昨日完成した(そして中央線で出来立てホヤホヤ超特急された)」ということで、完成まではまだまだかかりそうですが、謎の少年の真相やパートナー関係の歴史など、気になる要素が満載の7分でした。

 

02キャストトーク

その後、大輔とブイモンを演じる

片山福十郎

野田順子

(敬称略)

の2名が登場。さらに今回はシークレットなゲスト声優が登場するとのこと。

そんなスペシャルゲストは…なんと

 

緒方恵美さんと

釘宮理恵さん!

釘宮さんが登壇したとき、本来は発声禁止なはずの観客席からも大きなどよめきが起こっていました。どちらもピンでステージできる程の超大御所声優なので、動揺も致し方なしでしょう。かくいう私も本当にビックリしました。呼べるんだ!?

釘宮理恵さんは過去にセイバーズでイクトを演じていましたが、緒方さんはデジモンシリーズ初参戦。一体何を喋るのかと思いきや…

緒方:大和田ルイ、19歳、以上です。

釘宮:ウッコモンです。それ以外は、何も言えません(笑)

どうやらネタバレ厳戒態勢のようで、名前と年齢ぐらいしか言えないようです。カンペに「言っちゃいけないことが沢山ある」と釘を刺されたり、大橋さんにすら「何のために呼んだの!?」と突っ込まれる始末。まったくだよ!

厳しいコンプラに緒方さんにも思うところはあるようで、「俺は言いたいよ?」「ウンコモンじゃないですよ?それ以外言えることないんですよ!(キレ気味)」とカンペを含めたエグい内情を披露し、会場の笑いを誘いました。

 

実は事前特番で(アクシデントによって)お漏らししてたタイトルも発表。

題してデジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』

こうご期待。

厳しい情報統制でもトークは淀みなく進みます。片山さんのテンションが出演声優の中でもひときわ高く、空回ってしまう事もしばしばでした。そんな片山を優しく見守る野田さんと、弄りつつうまく誘導する緒方さんは、流石の貫禄でした。片山さんも真摯に大輔のやかましさを追求するものですから、いっそ好感が湧きます。

片山:和ませ役なのかな~w

緒方:めんどくせえな(笑)

 

 

ライブコーナー

♪次回予告(フロンティア)

02キャストが一旦退場した後、「デジフェス史上最大」とまで告知されていたライブパートが始まります。全12曲、時間にして1時間強とその名に恥じない内容です。

セットリスト
  1. アシタハアタシノカゼガフク~2020だねっ! Ver.(AiM)
  2. FOREVER FRIEND(AiM)
  3. いつも いつでも--15th MEMORIAL VERSION--(AiM)
  4. イノセント~無邪気なままで~(AiM)
  5. サラマンダー~拓也のテーマ~(竹内順子&…?)
  6. RUNNING MAN(片山福十郎
  7. Beyond The Future(野田順子
  8.  HEY らっしゃい!(片山福十郎野田順子
  9. ターゲット~赤い衝撃~(片山福十郎&野田順子
  10. Break up!(宮﨑歩)
  11. Beat Hit!(宮﨑歩)
  12. The last element(宮﨑歩)

 

♯1~4「AiMスペシャルメドレー」

トップバッターはデジモン・シンガー二大巨塔の一角、AiMさん。

02ED1からスタート。観客にウェーブを要請するなど、ミミらしい明るい曲で会場を引っ張っていきます。

02の曲を一通り歌った後は、サプライズとして「イノセント」を初披露。本来の歌手は和田さんでしたが、そんなことは忘れてしまうほどピッタリとハマっていました。原曲とは別の爽やかさがあって、カバーしてくれてありがとうという気持ちです。

…これCDに収録するか配信してくれませんかね(懇願)

 

 

「お前らも来いよ!次は俺たちだ!盛り上がってこうぜ!」

♯5「サラマンダー」

イノセントの後は「フロンティア」つながりで竹内、石毛、渡辺、四反田さんが登場。

拓也のキャラソン、確か20年前に歌ったキリなはずなのに。CD音源と全然変わらない!!竹内さんは歌唱力がべらぼうに高いのは勿論、声にハリがあるんですよ。貫禄があって、会場に良く響くというか。ステージ上で聴くともう、圧巻です。20年前と比べて声が低くなった分、アグニモンの持つイケメン要素がプラスされていました。

リーダーなんて俺の柄じゃない」で首を傾げてたのがチャーミング。

他3人も歌いこそしませんでしたが、ステージ上で拓也カラーのペンライトを振って応援。氷と風、ついでに雷のスピリットも得て、堂々と歌い切りました。

「おっし!撤収!!次は大輔、頼んだぜ(イケボ)」

竹内さんのソロ曲はこれだけでしたが、なんかもうこれだけで十分すぎるほどの満足感がありました。竹内順子最後までイケメンだった。

 

 

「拓也カッコよかったぜ~!俺も負けてらんね~!!」

♯6~9「大輔&ブイモンコンビ スペシャルメドレー」

拓也から片山、野田の02コンビにバトンタッチ。ラスエボ後に発売されたキャラソンを披露します。

野田:片山(福十郎)、ボイトレ行って頑張ってきました!

デジモンでボイトレというと某ぎっくり腰が思い出されますが、そのようなアクシデントは発生しません。

注目すべきは2人のデュエット曲「HEYらっしゃい!

聴いたことがない人に説明すると…「クリスマスファンタジー」の買い物キャロル、のラーメン版みたいな…さすがにあそこまではっちゃけてはいませんが、とにかく耳に残る曲なのは確かです。ボイトレの甲斐あってか二人の掛け合いはピッタリとハマっており、とても「そのキャラらしい」歌い方だったと思います。

大輔のソロ曲も、ブイモンのソロ曲もキャラらしさが出ているよい曲なのですが、ラーメンソングが耳に残りすぎて、CDを買ってしまいました。

〆に赤いターゲッツを熱唱し、元気いっぱいに退場。ラストを飾るのはもちろんあの人です。

 

 

「去年は…会えなくて寂しかったです!*3会いたかったぜ~~~!!!!」

♯10~12「宮崎歩(アユミ)オンステージ」

デジモンソングといえばこの人、宮崎歩ことアユミ。OPでも一瞬姿を見せましたが、満を辞しての登場に観客席のテンションも最高潮。セトリだけでもハイカロリー!

Break up!」。02最初の挿入歌です。サビ直前の掛け声がかっこよかった。

Beat Hit‼︎」。イントロでアユミさんが進化バンクの乱射を再現。ヴォルフモンよろしくペンラ2本持ちで臨みましたが、ジョグレスバンクの演出上、色替えがはかどるはかどる。緑と青だったり、紅白だったり、埴輪カラーだったり。これはステージで体験してよかった。楽しかった!

The last element

おまたせしました。事前特番で予告していた「Yesなあの歌」です。

Say,yes!〜友樹のテーマ〜

こっちじゃないですよ。

こっち。

感想ですが…とにかくヤバい。

アユミさん自身、過去に何度もラスエレを歌ったと思います。でも今回は「フロンティア20周年」としてですからね。こういう言い方は優劣をつけるようでよくないのでしょうが、背負っているものの重さが違います。

あの進化バンクや37話、48話の激闘をバックに、アユミさんの熱唱が会場全体に響き渡り、観客は(前後左右の邪魔にならない程度に)全身全霊でペンライトを振り上げる。これはもう、超越形態ファンにとって極上のひとときです。今までライブというものに全く縁がない人生を送っていたのですが、こんなにも楽しいものなんですね。

カイゼルグレイモンが映った時、思わず息を呑んだ。それこそ37話のマグナガルルモンみたいに「拓也!!!!!!」と叫びたかった!!

これほどコールアンドレスポンスしがいがある曲なのに、時勢で声出し厳禁なのが、本当に悔しい!!その分、声に出せない想いをペンライトに託しました。現地でこの曲を応援できたことは、人生を送る上で一生の宝物になると思います。

 

エンディング

♪デジコード~蘇る大地~

最後は出演者全員が全員壇上に上がり、エンディングを迎えます。

竹内:はい(裏声)本当はサラマンダーは一人で歌うはずだったのですが、寂しいと言ったら「俺たちも出よっか!?」と急遽出ることになり、一緒に盛り上げてくれました!俺お前ら大好き!!

石毛:私も大好き!

片山:フロンティアの皆さんはすごく仲がよさそうでほほえましい。俺たちの映画も時期は未定だけど、皆様の愛、いや僕らの愛ではばたかせていきたいです。俺たちの映画、待っててくれよな~!

キャスト陣・声優陣全員で「FIRE!!」を歌って〆。閉幕となりました。

 

 

感想・昼の部

白昼夢のような2時間半でした。

ライブパートでは半狂乱でサイリウムを振り回していたのに、いざ会場を出た瞬間

「あれ、今まで何してたんだっけ…」

と唖然としました。多分、終了直後は衝撃に感情が追い付かなかったのだと思います。後日アーカイブを視聴して初めて現実味が湧いてきました。凄いことになったぞ…!?と。

正直、最初は公開日も決まっていない映画20年間大きなイベントが乏しかったアニメシリーズで盛り上がるのだろうかという不安がありました。ですが、蓋を開けてみればそんな余計な心配は吹っ飛ばされました。

20周年に突入してからなぜフロンティアがここまで祝われるのか、ずっと考えていましたが、答えは単純で「フロンティアを愛しているファンが沢山いたから」だと思います。立川に赴いて漸く実感できました。ファンも公式も、とにかくギラギラとした熱気に包まれていた。02も同様です。

キャスト陣もみんな和気藹々としており、ある意味停滞してた(してる)からこそ和やかなムードを提供できたのかなと思います。

トークショーは王道の名シーンからマニアックなシーンまでファンを満足させるラインナップ。なんならトークショーだけでお釣りがくる勢いです。ですが油断はできません。なぜなら本番は夜の部だから。

天下分け目の一大決戦、フロンティアの向こう10年を左右するといっても過言ではない「朗読劇」が待ち構える夜の部。

冒頭で話した通り、今回は昼と夜の2部公演なので、夜公演までしばらく滞在。来る朗読劇に向けて英気を養います。

 

 

次回予告

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渡辺が交差する時

トークショーは崩壊する!!

夜公演のレポートは近日公開。どうぞお楽しみに。

 

 

 

余談
夜の部開演まで時間があったので、近くのサ店に退避。同日開催の「FGOフェス2022」を何の気なしに視聴したら、ちょうどモルガンが玉座で妖精たちになじられるシーンでダメージを食らいました。*4

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人の心ないんか?

 

*1:神谷浩史鈴村健一は昼の部不参加のため、名シーンのみ発表。アフレコと手紙はなし。

*2:薔薇の明星から脱獄したシリアルキラー・アイスデビモンに対する発言。詳細は本編Bパートを参照。

*3:昨年のデジフェス2021では、体調不良により出演を見合わせていました。

*4:当日はLB6章をテーマにした朗読劇が配信されていました。