end of the line

デジタルモンスター、特にデジモンフロンティアについて、一ファンの視点から様々な記事を展開しています。

『NARIKIRI WORLD』に行ってきました

 

2022年10月28日(金)~10月30日(日)の3日間、東京ドームシティ Gallery AaMo (ギャラリー アーモ)にて株式会社バンダイ主催の玩具展示イベント『NARIKIRI WORLD』が開催されました。

当初は特撮中心のイベントだと思いスルー予定でしたが…

小規模ながらデジモン・グッズも展示されるとのことで、興味本位から足を運んでみました。

 

f:id:GraceCrossFreezer:20221105231738j:image

JR水道橋駅より徒歩5分、会場に到着。平日の午前中にもかかわらず予想以上の列形成が。とはいえ十分程度ですんなりと会場に入場できました。後から知りましたが、土日はピークで120分待ちとテーマパークの人気アトラクション並の混雑だったようです。特撮ファンの層の厚さを実感します。

f:id:GraceCrossFreezer:20221105231825j:image

エントランスゲート。「変身」といえばヒーロー、やはりイベントの目玉は戦隊やライダーといったところでしょうか。3日限定のイベントの為に用意したとは畏れ多い、気合が入ったオブジェです。f:id:GraceCrossFreezer:20221105231806j:image

会場マップ。照明とスマホの画質から見づらい箇所がありますが、どうかご容赦を。

ライダー・ウルトラマン・戦隊ブースについては公式のレポートを読んでください。

toy.bandai.co.jp

多彩なジャンルの最新玩具が一堂に会する本イベントですが、私はとあるデジモン玩具のために赴いたので、最短最速で目的地まで向かいます。

果たして『とあるデジモン玩具』とは…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:GraceCrossFreezer:20221106002747j:image

 

!?


f:id:GraceCrossFreezer:20221105231909j:image

!!?


f:id:GraceCrossFreezer:20221105231726j:image

!!?!?

 



f:id:GraceCrossFreezer:20221105231723j:imagef:id:GraceCrossFreezer:20221105231734j:imagef:id:GraceCrossFreezer:20221105231802j:image

うわあああああああああああああぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

 


f:id:GraceCrossFreezer:20221105231814j:image

破壊と

破壊と

再生と

再生

!?

f:id:GraceCrossFreezer:20221105231852j:image

その特性上序盤でお役御免になったスピリットサーチ!?

 


f:id:GraceCrossFreezer:20221105231916j:image
というわけで、本日の目当てとなるデジモンコーナーでした。デジフェス2022でも試作品が披露されましたが、当日は満を辞して『SCSAディースキャナ』こと、正式名称

デジモンフロンティア SuperCompleteSelectionAnimation ディースキャナ ver.ULTIMATE RED/BLUE

の実物が展示されました。長いわ。元は育成玩具だったディースキャナですが、今回なりきりワールドに出展できたのは、CSAにエボリューションしたからでしょう。役得ですね。

ディースキャナは拓也・輝二のヒューマン~エンシェント進化に加え、スピリットサーチを延々と流すようになっていました。音声はなし。
f:id:GraceCrossFreezer:20221105231830j:image
f:id:GraceCrossFreezer:20221105231856j:image

メチャきれい…(スワンクリスタル)

公式動画はカメラ直撮りで、音割れしたボイスにひと昔前のYahoo!キッズゲームのような映像と、お世辞にも綺麗とはいいがたいのですが、現物の液晶はくっきり解像度で、予想以上に綺麗でした。

塗装もスポーツカーのような重厚さと艶があり、定価15000円の玩具に相応しい高級感がありました。予約してよかった~!

f:id:GraceCrossFreezer:20221106003819j:image

復刻の歴史

デジモンコーナーではディースキャナの他に過去のCSA(SCSA)も並べられており、デジモンなりきり玩具の歴史が一目瞭然の展示となっていました。

f:id:GraceCrossFreezer:20221106003529j:image

出てそうで実は出ていなかった「大輔と賢ちゃん」の「なりきり玩具」のD-3。ビギニング併せということでしょうか。写真だと当時品より平面的でなんだか安っぽく見えますが、現物を見るとそうでもないんですよね。カラー液晶を入れると大きくなってしまうんでしょうか。比べてみないことにはですが。

というかビギニングはいつ公開なんだ。早く釘宮さんと緒方さんにいっぱい喋らせてほしい。

f:id:GraceCrossFreezer:20221106003902j:image

ディスプレイの上部には高解像液晶モニターが設置され、ディースキャナのPVをエンドレス再生していました。動画はブログ冒頭のリンクからも視聴できます。

 

デジモンコーナー以外の写真もいくつかご紹介。

f:id:GraceCrossFreezer:20221105231848j:image

CSMタイタンソード。
f:id:GraceCrossFreezer:20221105231730j:image

デクのグローブ。

他にもベータカプセルやガオーブレスなども展示されていました。


 

ディースキャナを心ゆくまで堪能し、名残惜しくもギャラリーを後にするとちょうどいい時間だったので、前々から気になっていた『ムーミンカフェ』にて昼食をいただきました。

f:id:GraceCrossFreezer:20221106004438j:image

ボッチ参戦にも優しい仕様。
f:id:GraceCrossFreezer:20221105232435j:image

カービィカフェと同じ会社が経営するムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店です。

「サーモンバーガー」と「マシュマロティー」を注文。サーモンフライのサクサクした食感とハーブが入ったタルタルソースが相性抜群!付け合わせのピクルスもいい箸休めになり、美味しかったです。パティはカフェ併設のベーカリーにて焼き上げられた「おしりパン」を使用しています。ムーミンの尻がプリントされた裏面がとってもキュートなんだよ〜。
f:id:GraceCrossFreezer:20221105232439j:image

マシュマロティームーミンを形取ったマシュマロが別容器でついてきます。紅茶に浮かぶムーミンはバカンスみたいで愛らしいですが、熱で溶けるので、いずれムーミンは…。

公式サイトのメニューには「ちょこんとご自身でのせてみて」と書かれており、言い方は可愛いですが覚悟を決めろと暗に言われてるみたいです。引鉄はお前が引け!

https://benelic.com/information/information.php?id=1009&brand=06

ちなみに今年12月上旬に閉店が決定しています。行く方はお早めに。

 

 


f:id:GraceCrossFreezer:20221105232454j:image

オタク特有の激写

以上、なりきりワールドの感想でした。

単なる展覧会以上の遊び心が各所に見られ、小粒ながらも充実した仕上がりになっていました。特にディースキャナは生で見られて本当に良かったです。

一つひとつの展示も素晴らしかったのですが、一番心に残った展示といえば、拓也のポップです。

f:id:GraceCrossFreezer:20221109163051j:imagef:id:GraceCrossFreezer:20221109163055j:image

デジモンコンテンツ内で相対的に見た場合、フロンティアは冷遇されてたわけではないんです。一番になれないだけで、設定や単純な人気からどうしても3~4番手に甘んじてしまう事が多かった。

それが「妖怪ウォッチ」「ガオガイガー」「ヒロアカ」といった押しも押されぬ一大コンテンツたちに並び、フロンティアどころかデジモンシリーズの看板を背負って拓也が立っている。あのデジモンフロンティアがですよ?なんとも胸がすく光景ではありませんか。

とはいえ20年経過しただけで、まさか4作目がここまで躍進するとは思いもよりませんでした。この光景が20周年限りの刹那的なものか、あるいはフロンティア復興への一歩となるのか、現時点では何も言えませんが。

2022年も残り2ヶ月、20周年に至っては折り返しを過ぎた辺りとゴールが迫っている心細さもありますが、デジモンフロンティア20周年はどこまで走り抜け、我々にどれほどの夢を見せてくれるのでしょうか。

拓也達の未来や軌跡に思いを馳せつつ、まずは目下のデジフェス2022感想に蹴りをつけなければって話です。今年中には完成させるので、もうしばしお待ちを…本当にすみません!